眼を若返らせる

Kawauso/ 7月 26, 2023/ アンチエイジング/ 0 comments

最近、ものが見えにくいような・・・

老眼?眼精疲労?!そんなあなたに、眼の若返りに重要な栄養素について紹介します。

★カルシウム

眼球の形状を保つ重要な部分である、白目の強膜。その厚みわずか1mmですが、カルシウムが不足すると強膜の機能が低下し、眼の疲労が増えてしまいます。小魚、小松菜、海藻などに多く含まれます。また、水溶性カルシウムを摂取する水素サプリもおすすめです。

★アスタキサンチン

ビタミンEの何百倍もの抗酸化力を持つアスタキサンチンは、目にも働きかけてくれます。アスタキサンチンの摂取により、水晶体のピント調整機能が向上し、眼の疲れが軽減されることが実験によって明らかになっています。鮭、いくら、おきあみなどのオレンジ色のカロテノイド色素が含まれています。

★プロアントシアニジン

ニュージーランドの松樹皮エキスに含まれるポリフェノールのプロアントシアニジンは、被験者30名の平均年齢82歳に6か月間摂取させた実験で、特に遠方視力の改善が見られました。

また、26人の男女を対象に行われた別の実験では、プロアントシアニジン160mgの摂取により、顔のしみが薄くなり、65%の人々にシミの改善が見られました。

★DHA

魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸のDHAは、目の網膜に存在し、明るさや色彩の判断に関与しています。近視や動体視力の改善だけでなく、暗闇での視認性を高める効果もあります。

★コンドロイチン

毛様体筋を構成するコンドロイチンは水晶体の厚みを調節し、老眼の予防や改善に貢献します。ネバネバ食品であるオクラや納豆、山芋、なめこに多く含まれており、目の透明度の維持にも寄与します。

★タウリン

網膜や視神経に多く含まれるアミノ酸の一種であるタウリンは、傷ついた角膜の修復を助けるだけでなく、光の情報を脳に伝達する役割も果たしています。魚介類に豊富に含まれており、魚を積極的に摂ることで近眼や老眼のリスクを低減できます。

★フコイダン

海藻に含まれるフコイダンは、水晶体を活性酸素から保護し、柔軟性を維持します。

逆に、眼に良くない食品は糖質、酸化した油、乳製品です。ビタミンB1は視力の維持や回復に重要ですが、過剰な糖質摂取はビタミンB1の不足を引き起こす可能性があります。

糖分の過剰摂取は角膜や水晶体の混濁を引き起こす可能性があります。また、神経細胞の膜は油から成り立っており、酸化した油やトランス脂肪酸の摂取は目に悪影響を及ぼすことがあります。

また、乳製品に含まれる乳糖が体内でガラクトースという物質に分解され、白内障の原因とされています。成人のほとんどはガラクトキナーゼという酵素を持っておらず、乳糖を分解できないため、乳製品の摂取には注意が必要です。

更に、目の老化を防ぐためには、目の血流を改善するためのツボ押しやマッサージ、そして毛様体筋を鍛えるエクササイズが効果的です。

こちらは毛様体筋のエクササイズです。

目をしっかり閉じ、5秒数えてから目を大きく開き、また5秒数えます。これを5回繰り返します。

目を閉じたまま、5秒数えてから目を大きく開き、次に目だけで右を見る姿勢になり、再び5秒数えます。その後、目を大きく開いて目だけで左を見ます。これを5回繰り返します。

目を閉じたまま、5秒数えてから目を大きく開き、次に目だけで上を見上げます。再び目を閉じて5秒数え、目を大きく開いて目だけで下を見ます。これを5回繰り返します。

もう一つ、こちらも毛様体筋のエクササイズです。

人差し指を目の近くに持ってきて、先端を見つめます。

次に、遠くの目標物を見つめます。人差し指と目標物が一直線上になるように心掛けましょう。

人差し指の先端と遠くの目標物を1秒ずつ交互に見つめることを30秒程度繰り返します。

最後に虹彩筋のエクササイズです。

虹彩筋は、瞳孔の収縮を司る筋肉であり、明るさによって瞳孔の大きさが調節されます。PCやスマートフォンなどの光に常にさらされている現代社会では、虹彩筋が疲れやすくなることがあります。

虹彩筋を鍛えることは、ピント合わせの力を高め、視力アップや老眼の予防に効果的です。明るい場所と暗い場所を交互に見る練習が効果的です。ただし、目を傷つけないように注意し、蛍光灯の光を使用して行いましょう。

蛍光灯の前に1m以上離れて座り(立ってもよい)、光を直接見ないで目を閉じたまま、光をまぶたに感じます。

次に、両手の平で目を覆って蛍光灯の光を遮ります。

1と2を5秒ずつ交互に繰り返します。2分程度で終了します。

ただし、これを人前でやると怪しい儀式のように見えるかもしれませんので、一人の時にやったほうがいいです(笑)

最後に、3Dアートを見ることも毛様体筋を鍛える方法です。これらの方法を毎日継続して行うことで、目の健康を保つことができます。

目から老けないために!!

栄養、トリガーポイント、エクササイズの3方向から

毎日ぜひ続けてやってみて下さい!!

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